双眼鏡はコンサートの必須アイテム
コンサート会場は広いのに、ジャニーズは開場した後に、チケットを発券して初めて座席番号がわかるシステムです。
アリーナ席など肉眼で見えるところに当たればラッキーですが、無念にもスタンド席になってしまったら、それは悲惨。
自身が一番応援しているメンバー、いわゆる「自担」は米粒くらいです。
せっかくコンサートに行くのに、雰囲気だけを感じて終わり、というのは悲しいものです。
自担の表情やパフォーマンスをもっとよく見たいと思うなら、双眼鏡は必須アイテム。
たかが双眼鏡、どれも同じと思っていたら、それは大間違いです。
双眼鏡には主に以下の5種類など、さまざまな種類があるのです。
・コンサート向け
・スポーツ観戦向け
・天体観測向け
・アウトドア向け
・バードウォッチング向け
自分に合ったコンサート向け双眼鏡を見つけ出せたら、今まで以上にコンサートを楽しむことができます。
双眼鏡を選ぶ4つのポイント
コンサート向けの双眼鏡を選ぶポイントは4つ。
・自担をより近くに感じられる倍率
・暗くてもしっかり見えること
・使う時だけさっと取り出せるサイズ感
・型番をしっかり確認しましょう
選ぶ時には、上記4つが大事です。
ポイント1:自担をより近くに感じる倍率は6〜10倍がベスト!
米粒くらいの自担をクローズアップして見るためには、倍率は一番大事なポイントといっても過言ではないほどです。
ホールなどのコンサート会場の場合、6〜8倍ほどの倍率がおすすめです。
それくらいの倍率があれば、パフォーマンスをしっかり追えます。
ドームなどの大きな会場であれば、8〜10倍ほどの倍率が必要です。
必要以上に倍率が高すぎると、以下のことが起きると考えられるので、注意が必要です。
・手振れが大きくなってしまいます。
・顔しか捉えられなくなってしまいます。
・視野から外れて探せなくなってしまいます。
倍率が高ければ高いほどいいということではないのです。
ポイント2:暗くてもしっかり見えるには16〜30mmがベスト!
ステージ上が明るい時ならいいですが、バラードの場合は薄暗くなることもしばしばあります。
そんな時に明るく見える条件は、外せないものです。
対物レンズ有効径というものが、明るさを確認するポイントになります。
コンサートの場合は、16〜30mmクラスがベストです。
対物レンズ有効径というのは、「対物レンズ」という外側にあるレンズの径の大きさのことです。
これが大きければ大きいほど、明るく鮮明に見える構造になっています。
そのため、この対物レンズ有効径も選ぶ時のひとつのポイントになってくるのです。
ポイント3:さっと取り出せる重量は300g以下が目安!
最後に、2時間ほどにも及ぶ長時間、双眼鏡をずっと持ち続けるのは、なかなか疲れることです。
自担がステージ上に常に立って、パフォーマンスし続けてくれたら嬉しいですが、時には袖口に引っ込むこともあります。
そんな時にはバッグやポケットに収納できて、ステージに戻ってきた時にさっと取り出せることが必要です。
長時間持つには、重さは少なくとも300g以下が目安です。
しかし、150g以下の場合ですと、安価な素材がパーツに使われているケースがあります。
あまりにも軽量だと、おもちゃのような質感になってしまうことがあるので、避けるのが無難です。
ポイント4:型番をしっかり確認することが大事!
上述したことを踏まえて型番を見ると、意外と簡単に最適なものが見つかります。
型番を見れば、そこに答えが載っているからです。
たとえば、「6×16」という型番があるとします。
型番は「6」と「16」という2種類の数字を、「×」の記号で組み合わせて、表示されているのです。
まず、×の記号の前の「6」というのは、倍率を表しています。
記号の後の「16」は、対物レンズ有効径を表しています。
このように型番を確認することが大事なのです。
おすすめの双眼鏡3選
それでは、おすすめを3つ紹介します。
おすすめ1:Preime双眼鏡 コンサート専用 10×25
まずは、Preime双眼鏡 コンサート専用 10×25(株式会社日本創作)です。
Amazonでも楽天市場でも、どちらのランキングでも上位にランクインしています。
ライブの時は欠かさず持って行っています。
当日座席で見た時にすごいクリアに見えて驚きました。
しっかりしているので少しだけ重みはありますがあまり気になりませんでした。
片手で持って見てましたが、ブレにくくとても良かったです!
2階席でしたが、ステージの上のアーティストの顔をしっかりと見ることができました。
Amazonのレビューでは、上記のような高評価な声が多く見受けられます。
倍率は10倍で、ドームやホールなどほぼすべての会場で満足して使えること、間違いなしです。
対物レンズ有効径は25mmで、明るさは肉眼で見る状態とほとんど変わらないです。
長時間手に持つことも考えられていて、重さは250g以下。
眼鏡をかけている方が、眼鏡をかけたままで利用できるのが、嬉しいポイントです。
まさにコンサートのためにつくられた双眼鏡です。
注意するところは、通販でしか取り扱いがないという点です。
実際に手にして、見え方を確認したい方には不向きかもしれません。
しかし、ランキング上位の結果を信じてみるのも、ひとつの手です。
おすすめ2:SVBONY SV30 8×32
次に、SVBONY SV30 8×32をおすすめします。
SNSで「ドームコンサートで大活躍する」と一時期話題になったものです。
最大の特徴は、自動でピントを調節してくれるオートフォーカスという点です。
そのため、面倒なピント調整が必要ないので、嬉しい機能です。
自担がよく動き回る場合は、重宝します。
照明が暗くても、汗まで見えると言われるくらい、画像が鮮明で明るいことも特徴です。
414gと少し重いのがデメリットです。
しかし、生活防水機能が備わっています。
野外コンサートで突然雨が降ってきても、安心して使うことができます。
おすすめ3:Sportstar Zoom8-24x25BL
最後のおすすめは、Sportstar Zoom8-24x25BL (ニコン)です。
ニコンと聞くと、「カメラの会社」というイメージを持っている人も多いです。
さまざまなレンズを開発してきた会社なので、双眼鏡のラインナップも豊富。
「世界のニコン」と言われるだけあって、絶対的な安心感があります。
名前に「Sportstar」とついているので、スポーツ観戦に活躍するのはもちろんです。
当然のことながら、コンサートでも活躍します。
8倍から24倍まで切り替えられる、ズームレバーが特徴です。
パフォーマンスのみならず、表情もはっきり見えます。
ドーム規模の新国立競技場でも十分使えます。
305gと軽量で小型なので、長時間持っても疲れにくいのが嬉しいです。
レンタルを利用するのもあり!
紹介したのは、たった3つです。
しかし、他にも双眼鏡で有名なビクセンや、ケンコートキナーなど、さまざまなメーカーから売られています。
双眼鏡は「ゲオあれこれレンタル」などでレンタルすることもできます。
どれが自分に合うかわからなかったり、購入してみたけどイメージと違ったりすることは、十分に起こり得ます。
せっかくお金を出して購入するのに、使わなくなってしまうのはもったいないです。
まずはレンタルしてみて、購入前にお試しで使用できるのは、大きなメリットです。
積極的に利用してみましょう。
まとめ:コンサート用双眼鏡を選ぶポイント4つとおすすめ3選
楽しいコンサートをより楽しむための、双眼鏡を選ぶポイント4つと、おすすめの双眼鏡3つを紹介しました。
ポイント
双眼鏡を選ぶポイント4つ
ポイント1:倍率は6〜10倍ほどがベスト
ポイント2:対物レンズ有効径は16〜30mmがベスト
ポイント3:重量の目安は300g以下
ポイント4:型番をしっかり確認しましょう
おすすめ
おすすめの双眼鏡3選
おすすめ1:Preime双眼鏡 コンサート専用 10×25
おすすめ2:SVBONY SV30 8×32
おすすめ3:Sportstar Zoom8-24x25BL
双眼鏡をぜひ利用して、コンサート思う存分楽しんでください。